2022年5月に従姉妹からストライダーを貰いました!
貰った色は黄緑色。
このままでも良かったのですが、傷が多くこれから使うには少しボロボロの状態だったので、色変えの許可を貰いDIYで全塗装をすることにしました!
この記事は我が家みたいにお下がりだけど綺麗にして乗りたい人や、気に入った色が無いから子どもの好きな色に変えたい方のDIY(自分たちで塗りたい人)向けの記事です。
記事を書いたのはこんな人↓
塗装必需品を買い出し
まず必要なものをまとめました。
- ベースの色
- クリアー(艶消しの場合は不要)
- プラサフ(今回は使用してませんが、塗色によっては必須です)
- ボカシ剤
- シリコンオフ(脱脂できるものなら他でも)
- サンドペーパー(耐水性のあるのがオススメ)
- 手袋(ニトリルやゴムの様な毛の出ないもの)
- マスク
- マスキング用品(テープや新聞紙等)
- 塗装に使う紐(毛がでなくて細いもの。我が家は紙紐を使いました。)
この中でサンドペーパーや手袋やマスクやマスキング用品や紐は家にあったので購入したのは、塗料系とシリコンオフのみです。
ネット購入のススメ
私はお店で買ってしまったので後から調べてびっくりしたのですが、ネットで塗装材料を揃えると約2000円安いです!!
Amazon 塗装用品(シリコンオフ、プラサフ、ボカシ)
Amazon 塗装用品(ホイールカラーつや消しブラック ウレタンクリアー)
最終的にいくらかかった?
やっぱり気になるお値段の話。
記事の序盤に発表しちゃいましょう!!
塗装材料代 7268円
新品交換パーツ 7835円(タイヤ・サドル・フットグリップテープ)
合計で15103円でした。
新品のストライダーと変わらない(^^;;
と思ったあなた!!!ご安心下さい。
我が家は全てホームセンターとカー用品店で購入しましたが、Amazonだと塗装材料代が5437円です!!!(我が家もAmazonで買えば良かった...笑)
マスキングテープ等を買っても大体6000円〜7000円前後で収まるとは思います。
塗装をするに当たっての注意
塗装を行うにあたって以下の点に注意しましょう。
- 換気の良い場所で行いましょう
- 塗装をする時、塗料が思ったより飛ぶことに留意をして場所選びや養生をしましょう
(車にかかった場合、触ったらザラザラします) - 塗装中は子どもは遠ざけておきましょう
全塗装をする
分解をする
まず分解をしていきます。
六角レンチとスパナを用意します。
使った部品が分からなくなるのを防止する為、写真を細かく撮りました。
三脚を用意したりして、分解の様子を定点カメラで動画を撮っても良いかもしれません。
スムーズに組むために記録はしておきましょう。
細かい部品を無くしそうな人は小分けの袋やお皿にまとめておくのもオススメです。
ペーパーで研ぐ
今回は塗装の剥離をしませんでした。
子どもが乗るものなので、転けて傷がつくのは分かりきっている為そこまで仕上がりは重視しない塗装にしています。
ペーパーで研ぐのが面倒だったり、仕上がり重視の場合は剥離剤を使うのも良いと思います!!
(塗装の剥離剤は強力なものが多いので、完全防護しましょう。)
まず家にあった耐水ペーパーで水研ぎをしました。
深い傷が少しあったので、300番台からスタートしました。
ペーパーの番手は前の番手の2倍より下を使って進めていくのが良いと思います。
例えば300番から始めたら、2倍は600番なので500番台を使います。
私の場合は300→500→800→1000と進めていきました。
大きな傷がなく綺麗な状態なら、前の塗装を少し残してプラサフ(下地)を塗るなら500番台から始めても良いかもしれません。
関連情報
モノタロウ:サンドペーパーの種類と選び方(サンドペーパーのことが詳しく書いてあります)
塗装のオススメ動画
塗装するに当たって、見ておいて絶対損はない動画を紹介します!
私がオイル交換等でお世話になっているお店の店長さんが、車の傷直しをDIYでやるという企画の動画です。
マスキングのやり方、研ぎをするときのペーパーの番手、ボカシ剤の意味、缶スプレーでの塗装の仕方はストライダーを全塗装する上でも参考になります。
塗装する
ツヤ消しの部分と本体のクリアーを吹いた塗装の部分を分けて解説します。
ツヤ消し部分
ツヤ消しの塗料はホイールカラーを使用しました。下処理もいらない塗料なので楽ちんです!
上記の画像の様に穴に紐を通して、触らないように慎重に色を塗りました。
スプレーの塗装は浮かして塗る方が綺麗に塗れます。
段ボールなどに置いて塗る場合、乾いたら手で取って塗ってという手間がなく万が一乾いてなかった時のさわりを無くすこともできます。
ハンドル部分はこんな感じでマスキングして塗りました。
塗った後で感じたのですが、塗った分ハンドル操作が重く感じます。
接続もしにくいような感じもあったので
本体と接続する部分はマスキングをして塗らないか、目印をつけてサッと塗る程度にしておいた方がいいかもしれません。
本体
いよいよ本体を塗ります!
我が家はソリッドのベージュ色を塗ることに決めました。
塗装準備の所であれ?って思われた方もいるかもしれません。
そうです、我が家プラサフを買い忘れました!!!
塗る直前に気づく大失態(笑)
メタリックだったり、パールだったりパステルカラー系の明るい色だったりしたらプラサフを買いに行きますが、
塗ろうとしているのはベージュのソリッド。
黒のツヤ消しをプラサフ代わりに塗りました!!!笑
(ホイールカラーだし、防錆もあるからいいよね(^^;;))
塗った日の気温は30度を超えていました。
缶スプレーなら早く乾くとは思いますが、念のため1晩乾燥させました。
関連情報
ペイントワークス:プライマーとプラサフの違い(プラサフのことが詳しく書いてあります)
組立て
全部塗り終わって、乾燥もばっちりだったので組立てをしていきます。
分解の時に使った六角レンチとスパナを用意して組立てをしていきます。
塗装以外のこと
塗装以外にやったこと、新品交換パーツのことについて書いていきます。
タイヤをリムステッカー風にする
ストライダーを貰った時、タイヤはかなりすり減っていたので交換をしました。
新品パーツは全て楽天のストライダー公式で同じタイヤを購入。
ホイールに字が掘ってあるものの、色がついていない状態でした。
ダイソーせ白のマジックを買い、色を塗ってホイールリムステッカー風にしました。
細字のペンを買いましたが、どう頑張ってもはみ出るのではみ出た所はアルコールで消しましょう。
新品パーツあれこれ
塗装時に再利用不可のものは、フットグリップテープ(275円)だけです。
ストライダーの状態が良ければ全塗装による新品交換費用は275円で済むってことになります。
我が家はタイヤが摩耗していたのと、譲り受けた時のサドルがオレンジだったので新品に交換。
交換パーツはストライダー公式楽天市場店で購入をしました。
本体ステッカー
これだけは公式も無かった!
(偽物簡単に作られちゃうから売ってないのは当たり前なんだけど)
どうしようと悩んだ結果、お世話になっているピットワンのステッカーが丁度よさそう!って事でピットワンのステッカーを購入しました。
完成!!
ベージュのストライダーが完成しました。
純正なんでこの色ないんだろって思うほどベージュかっこいいです☆
パーツも交換して新品みたいになりました!
私はフロントフォークの部分はツヤ消し反対だったのですが、ツヤ消しだからこそ締まった感じがするのでツヤ消しにして良かったです。
こういう塗り分けができるのもDIYの醍醐味ですね。
まとめ
- 塗装だけだったら約6000円くらいでできる。(ただし通販で買うこと。ホームセンターで買う場合は2000円ほど高くなる)
- 交換部品はストライダー公式で揃う
- 分解から完成まで2日間はかかる
お下がりでも親が綺麗にしたら、子どももより大切に乗ってくれるはず。
今はメルカリとかのフリマサイトでも中古のストライダーは出ています。
好きな色が無かったり、綺麗にして乗せてあげたい方は全塗装を是非試してみてください!